出版社内容情報
平成の黒船,インターネットは日本の社会,産業構造,暮らしをどう変えるのか? 情報スーパーハイウエー構想,インターネットによって情報開国を迫られた日本のとるべき道とは? マルチメディアは不況脱出の救世主か? 情報革命の嵐が吹き荒れる日本の未来を予測し,来たるべき〈高度知識情報化社会〉のグランド・デザインを試みる。現代ビジネスマン必読の書。
内容説明
平成の黒船、インターネットは日本の社会、産業構造、暮らしをどう変えるのか。情報スーパーハイウエー構想、インターネットによって情報開国を迫られた日本のとるべき道とは。マルチメディアを始めとする情報技術はどんな社会を約束するのか。情報革命の嵐が吹き荒れる日本の未来を予測し、来たるべき高度知識情報化社会のグランド・デザインを試みる。現代ビジネスマン必読の書。
目次
第1章 情報インフラに走るアメリカ
第2章 成長するインターネット
第3章 情報技術とマルチメディア
第4章 情報技術と知識革命
第5章 ネットワークとマルチメディア社会
最終章 提言―重要な行動目標
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shredpod
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インターネット、ネットワークの成り立ちの概要。核対策に軍が作ったネットワークが商業にも利用されるようになり、爆発的な広がりをみせている。その結果、知識の生成、活用、編集、保存と伝承、伝達など、知識をめぐる状況は激変した。でも、本当に活用しきれているんだろうか。長所を把握しなまま、惰性で使っている面もある。利点が、「知りたいと思った事柄に対するアクセスのしやすさ」だとすれば、能動的に行動しない限り効果を発揮しない。2010/06/30
ボールパーク
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1994年刊行の本です。Win95の発売前年、Twitter、Facebook、YouTubeが次々に登場するのは凡そその10年後、そして、そこから今日までが15年。今、各国で起きている情報混乱や分断のことを考える上で、インターネット黎明期からこの四半世紀の間に日本と世界で起きていた事を見直したいと思い購入しました。この本の著者が見据えていた25年後と、今現実に起きている事を見比べる視点を持つ事で、今起きている事の本質の理解がちょっと深まりました。明日からの色々な事の判断が少しずつ変わっていくと思います。2021/09/05