Kawade道の手帖
サンカ―幻の漂泊民を探して

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309740034
  • NDC分類 384.38
  • Cコード C0095

目次

サンカが意味するもの(だれがサンカを生んだのか―犯罪とサンカ(朝倉喬司)
コトリとサンカ(塩見鮮一郎) ほか)
特別対談 谷川健一・礫川全次 今なぜ「サンカ」なのか―サンカ学をさかのぼる
サンカとの遭遇(雑木林への道(藤森栄一)
山女(加藤博二) ほか)
総論・図版構成 サンカ学の現況―最近のフィールド調査による回遊職能民としてのサンカ(飯尾恭之)
新資料 サンカの話のおわり(江口治)
サンカの誕生と終焉を探る(ポンの行方(柳田国男)
「イタカ」及び「サンカ」(柳田国男) ほか)
インタヴュー 松田修 狂言にみるサンカの原像「察化」
対談 谷川健一・荒井貢次郎 サンカ篇 解説対談
小説『山窩調』より(山のトンビ(椋鳩十))
資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かめあい

2
浪漫があり漫画にしたら面白そう。起源はいつからなのか。萩原健一のセブリ物語見てみたい。地面を焼いてその上に敷物を敷いて床暖房とか、熱い石を鍋に入れて味噌汁作るとか、面白いなと思った。2019/04/27

マープル

1
宮本常一を読んでサンカに興味を持ったのだが、ややマニアックだが入門的なアンソロジーとして楽しめた。当初はサンカというものをある種の異人・異族のように思っていたのだが、どうやら話はそんなに単純ではなく、日本の古来からの都市と農村における社会構造に深く関わっているよう。すでに失われてしまった文化というのがいかにも惜しい。2010/06/03

紅独歩

1
非常にデリケートな問題を扱っているのはわかるが、収録された文章の初出時期もバラバラでなうえ、創作なのか資料なのかが極めて判り難い。最後に総括的な座談会を持ってきて欲しかった。サンカとは追えば見えなくなる逃げ水のようなもの、という読後感ではあまりに寂しい。2010/04/16

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