内容説明
本書は、過去1世紀のあいだに西欧社会を大きく変貌させたテクノロジー、コンピューターについての、一般的で手頃な歴史を書いた本である。
目次
1 コンピューター以前(コンピューターが人間だった頃;機械化したオフィス ほか)
2 コンピューターを創る(コンピューターの発明;コンピューター、事務機になる ほか)
3 革新と発展(リアル・タイム―つむじ風をつかまえる;ソフトウェア ほか)
4 パーソナルへの潮流(パーソナル・コンピューターの形成;ソフトウェアへのシフト ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mdoguti
1
この分野では定評のある著者による本。コンピュータ史を肩の凝らない12のエピソード集として上手くまとめ上げている。原題の「history」よりも邦訳副題の「開発物語」の方が確かにしっくりとくる。ただ、1996年にPCとwwwの歴史を書いたのは、さすがに無理矢理感があったか。第3版(2013)の邦訳が出ている(2021)ので、この時は書ききれなかった部分が、どのようになっているのか今から読むのが楽しみである。2021/08/22
xwrspcck
0
この手の本はその時代の社会背景や、文化を知ることができるので貴重な資料だなと再確認した。