音楽選書
メディチ家と音楽家たち―ルネサンス・フィレンツェの音楽と社会

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  • サイズ B6判/ページ数 241,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276370869
  • NDC分類 762.37
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ルネサンス・フィレンツェに花開いた音楽文化を、メディチ家を中心に描く。コジモ、ロレンツォといった著名な芸術のパトロンがいかに音楽を愛し、利用したかは現代にも通じる。

内容説明

ルネサンス芸術最大のパトロン、メディチ家。コジモ、ロレンツォ、教皇レオ10世といった歴代の当主たちが、いかに音楽を愛し、また政治的に利用したか。また、キリスト教信徒組織である兄弟会を母体に音楽劇がはぐくまれ、オペラが誕生するまでの真実をえがく。

目次

プロローグ ルネサンス・フィレンツェの音楽パトロネージの諸相
第1章 音楽のパトロン、メディチ家の誕生(ジョヴァンニ・ディ・ビッチ―メディチ銀行の創始者にして最初のパトロン;コジモ・イル・ヴェッキオ―気前のよいパトロンにして老練な政治家 ほか)
第2章 メディチ家教皇時代の政治と音楽(愚鈍なピエロ―フィレンツェから追放された不運な青年;教皇レオ一〇世―いともすぐれた音楽家 ほか)
第3章 メディチ家の宮廷祝祭とオペラの誕生(アレッサンドロ・デ・メディチ―フィレンツェの僭主;コジモ一世―トスカーナ大公国の創始者 ほか)
エピローグ ルネサンス・フィレンツェのサウンドスケープ

著者等紹介

米田潔弘[ヨネダユキヒロ]
1955年、長野県生まれ。上智大学文学部卒、同大学院文学研究科修了(西洋史専攻)。フィレンツェのハーヴァード大学付属イタリア・ルネサンス研究所留学。専攻は、西洋史、イタリア文化史。現在、桐朋学園大学助教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sun

4
ルネッサンス期に芸術などに重要なパトロンだったメディチ家。音楽に絞った本は貴重。作曲家、演奏家の動きがよくわかる。メディチ家の動向が詳しすぎて読み物としては出来が悪い。2015/12/27

しょぱ子

0
メディチ家と音楽について分かりやすく書かれていたが、西洋史に詳しくないため、所々内容的に読みにくい箇所があった。2012/08/02

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