内容説明
人間が自然に対してどのような関係を形成するかは、人間が自然をどのように理解しているかによって規定される。人類が抱いてきたさまざまな自然観を哲学的・倫理学的な関心と方法でトレースする。
目次
1 古代における人間と自然の理解
2 近代思想史における理性と自然
3 人間の生産力と自然の生産力
4 進化と人間の倫理
5 人間と自然の関係における合理性と非合理性
6 思想史における合理性と理性
7 永続可能性と公正
著者等紹介
三浦永光[ミウラナガミツ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学科ドイツ科卒業。東京都立大学大学院博士課程(哲学)満期退学。ハンブルク大学留学。高崎経済大学助教授を経て、津田塾大学教授(哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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