戦後国際農業交渉の史的考察―関税交渉から農政改革交渉への展開と社会経済的意義

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  • サイズ A5判/ページ数 556p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275003416
  • NDC分類 611.48
  • Cコード C3061

目次

戦後国際農業交渉の史的考察―関税交渉から農政改革交渉への展開とその社会経済的意義
農産業を巡るガット・ラウンド農業交渉の開始―ディロン・ケネディの両ラウンド交渉の展開
東京ラウンド―ニクソン・ショックを受け長期的視点からの貿易交渉と輸入数量制限問題への本格的な取り組み
ラウンド交渉と並行又はその谷間を埋める形での日米農産物交渉
壮大な農業改革構想への着手―米国の国内的処方箋(一九八五年農業法)とその限界を踏まえた対外的処方箋(ウルグアイ・ラウンドに向けた準備―八八年通商法と対EC・対日交渉)の追求
ウルグアイ・ラウンド農業交渉
ウルグアイ・ラウンド農業合意を念頭においた米国、EU、日本の農政改革への取り組み―これらに共通する市場経済主義の重視
WTO農業継続交渉の開始と交渉の新しい影響要因1
WTO農業継続交渉の新しい影響要因2―農業・食料分野における国際貿易経済関係の構図の変化
WTO農業継続交渉の具体的な展開―交渉モダリティの確立を巡る利害調整
戦後国際農業交渉の総括的考察(ガット・ラウンド農業交渉の核心とガット及びWTO交渉を規定した社会経済的要因の分析;WTO農業継続交渉を規定する新しい社会経済的要因と今後の展望)

著者等紹介

遠藤保雄[エンドウヤスオ]
1947年宮城県生れ。1969年東北大学経済学部卒業。1969年農林省(当時)入省、農林水産省国際部長、統計情報部長、環境庁水質保全局長を歴任。1974年イリノイ大学農業経済学修士。2003年農学博士。現在、FAO日本事務所長
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