目次
第1章 援助におけるエンパワーメント概念の含意
第2章 外部者が定義するエンパワーメントから当事者が定義するエンパワーメントへ―東ティモール・コミュニティ・エンパワーメントプロジェクトを事例として
第3章 途上国の貧困削減を可能としうるエンパワーメント―フリードマンの“ディス”エンパワーメント・モデルとサンパウロの都市貧困層のエンパワーメント
第4章 ケーララ州の開発経験とエンパワーメント言説
第5章 開発援助における「社会的準備」とエンパワーメント
第6章 村落開発援助におけるエンパワーメントと外部者のまなび―日本農村の生活改良普及事業から途上国援助への教訓
第7章 人権アプローチの視点からみた「子どものエンパワーメント」
第8章 開発経済学からみたエンパワーメント
第9章 計画的エンパワーメントは可能か
著者等紹介
佐藤寛[サトウヒロシ]
1957年生まれ。専門は開発社会学、地域研究(イエメン)。1981年アジア経済研究所入所(動向分析部)。1988~89年在イエメン日本国大使館専門調査員(技術協力担当)。1991~92年国立民族学博物館外来研究員。1998~99年イエメン共和国保健大臣アドバイザー。2003年~アジア経済研究所開発研究センター主任研究員
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