内容説明
本書は数百万社ある中国企業の全体像を描こうとするものではなく、所有構造と経営が激しく変化している部分に着目し、変化の論理と方向を見定めることを目的としている。
目次
中国企業の所有と経営:序論
第1部 所有論(経営者支配と所有者企業の創出;上場企業の所有構造と企業統治;中小公有企業の所有構造改革―四川省からの報告;郷鎮企業における所有構造改革―展開と評価)
第2部 経営論(資本構成と企業行動―テレビ2社の比較から;経営戦略と企業家の役割―海爾と長虹のケース;農用車市場の展開と北汽福田のM&A戦略;国有企業の工場生産システム―その源流と現状;雇用と労働をめぐる制度変化)
著者等紹介
丸川知雄[マルカワトモオ]
東京大学社会科学研究所助教授
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