南北アメリカの500年 〈第5巻〉 統合と自立 油井大三郎

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250930263
  • NDC分類 250
  • Cコード C3322

内容説明

パクスアメリカーナそして冷戦の時代から、さまざまな地域統合と政治的経済的自立への模索、新しい発展モデルの追求の時代へ。国境を越える人びとの増大と文化多元主義など新たな人種関係形成の試み、政治の流れを変える多様な社会運動の展開に注目する。

目次

序章(パクスアメリカーナと西半球;自立的発展と貧困からの解放と、そして多様な人びとの共存を求めて)
第1章 パクスアメリカ時代の南北アメリカ(米国の戦後世界政策の展開と米州関係;戦後の米国・カナダ関係の特徴;米国経済と中南米)
第2章 ラテンアメリカにおける発展の多様性(軍事政権と資本主義的発展;社会主義の道;ベラスコ改革の帰趨)
第3章 新しい人種関係の形成(米国における黒人運動と文化的多元主義への道;「国家」に変容を迫るインディオたち;カナダにおける多文化主義政策の展開)
第4章 国境を越える人びと(中米・メキシコの経済発展と労働力移動;米国におけるヒスパニックの世界)
第5章 転換期の世界と南北アメリカ(パクスアメリカーナの衰退と西半球の将来;過渡期のラテンアメリカ)