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シリーズ歴史学の現在
戦争と平和の中近世史

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250201516
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C3021

内容説明

戦争はどのように認識され、描写されてきたのか、そして平和の内実とは―戦争と平和をめぐる政治・社会のあり方を各地域からさぐる。

目次

第1部 戦争の概念・描写(中世日本の寺院と戦争;ステータスを求めての戦い―中世初期ヨーロッパにおける戦争の原理;戦国合戦図屏風の成立と展開―成瀬家蔵「長久手合戦図屏風」とその周辺;三藩の乱をめぐって―呉三桂の反乱と楊起隆・朱三太子事件)
第2部 戦争の組織と社会(応仁の「大乱」と在地の武力;移行期戦争論―大坂冬の陣の総合的検討;三十年戦争期の戦争組織と社会;清朝のユーラシア世界統合と関聖帝君―軍事行動における霊異伝説の創出をめぐって)
第3部 平和の現実(イスラームにおける「戦争と平和の法」;村の武力動員と陣夫役―戦国期における平和の負担;織田信長と勅命講和;中・近世の戦争責任とアムネスティ―ヨーロッパ的国家世界における階層秩序と対等秩序)