内容説明
1941年12月8日、南雲中将麾下の機動部隊6隻の空母から飛び立った攻撃隊350機が真珠湾に殺到した。雷撃隊は全速で低空を突っ走り、急降下爆撃隊がフォード島の格納庫群に突入する―。日米の膨大な史料と綿密周到な取材によって、日米交渉の実相から、真珠湾奇襲の全容をみごとに再現した完全決定版。
目次
第1部 日本の睹け(空母機動部隊;ニイタカヤマノボレ;破局への道)
第2部 真珠湾の業火(運命の日;真珠湾に殺到した男たち;二つの挿話)
著者等紹介
森史朗[モリシロウ]
本名・中井勝。戦史研究家。1941年大阪市生まれ。慶應大学法学部政治学科(専攻・国際関係論)卒業。1965年文藝春秋に入社。「別册文藝春秋」「オール讀物」「文藝春秋」編集長を歴任し、取締役編集担当となり、2002年退社、執筆活動に入る。在社中から、第二次大戦史研究につとめ、日米航空作戦の全貌を描いた『海軍戦闘機隊』シリーズで高い評価を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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