文春文庫<br> 名君の碑―保科正之の生涯

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文春文庫
名君の碑―保科正之の生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 698p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167567057
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸時代初期、二代将軍秀忠のご落胤として生まれた幸松は、信州高遠の保科家を継ぐ。やがて異母兄である三代将軍家光に引き立てられ、幕閣に於いて重きをなすに至る。会津へ転封となった後も、名利を求めず、傲ることなく、「足るを知る」こそ君主の道とした清しい生涯を、時に熱く、時に冷静に描く著者渾身の書。

著者等紹介

中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
昭和24(1949)年栃木県生まれ。東北大学文学部国文学専攻卒業。48年から平成3年までの文芸春秋勤務の後、文筆生活に入る。昭和62年「明治新選組」で第10回エンタテインメント小説大賞受賞、平成5年「五左衛門坂の敵討」で第1回中山義秀文学賞、そして6年「二つの山河」で第111回直木賞を受ける。丹念に史料にあたり、多くの史実にふれ、いずれにも偏しない独自の歴史観と雄渾な筆致で綴られる作品は注目を集め、いま最も期待される本格歴史時代小説の作家である
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーこ

52
保科正之って、いろんな本に出てくるけどあまりよく知らない人で、この本を読んで深く深く感動した。玉川上水とか火除地などなど彼の功績の凄さもさることながら、「明暦の大火」後の保科正之の行動には本当に感服した。徳川家に従順に仕えながらも、常に民の方へ目が向いている。こんな政治家が今いたらな〜と、これを読んだ人はみんな思ったよね?残念なことに、肉親との縁が薄い人なので余計に『生かされている』という精神で、周囲に感謝しつつ生きたんだろう。『足るを知る』うん。素敵な生き方だな〜。2019/08/02

り こ む ん

43
彼を成すものは、母の子を守ろうとする強さ。見性院と信松院の無償の愛。そして、保科家の人々の教え。全ては幼少時に培われたもの。回りが、彼をここまでの名君にしたのだろう。確かに、本人の性質も多分に有るだろうけれど、高遠での日々がなければ、名君にはなり得なかっただろう。生涯を通じて家族と別れが多いのは、産まれながらの運命を感じずにはいられない…この時代なら仕方がないのかも?ただ、その人に尽くす人生は、やりきった!ここまで、一筋に懸命にやりきった人は、そういないからこそ、読了した時の感動と感銘はとても深い一冊2016/07/05

つーこ

34
読んでた!読んでたじゃん、私!こんな分厚く読み応えがある本なのに、すっかり忘れてた・・。読書メーターありがてー。先日読んだ保科正之の本よりも、グッと深く細やかに時代背景や文化なども描かれていて面白い。(忘れてたけど)この保科正之がこんなに名君だったことが、あまり世に知られてないのが残念。そろそろ大河にどうかな?2022/05/23

ume 改め saryo

34
物語は保科正之の生前の時代を語るところから始まり、その稀代の名君の激動の一生を語ります。 多くの生に恵まれ、それ以上の死に直面した。 こんな人がこの地球のTOPにたったら、どれほど輝く星になることだろうと思います。    読んでよかった(^^)2014/03/26

シャルル

18
以前読んだ本より小説仕立てで読みやすい。 学生時代に読めばもっとスムーズにこの時代の日本史が頭に入ったかも。 末期養子の禁の緩和とかただただ丸暗記だったなぁ~ 武断政治から文治政治へと徳川家繁栄のため尽力する。 統治している高遠→山形→会津での藩政も素晴らしい。 ただ、下手な2時間サスペンスドラマより身内が亡くなってしまう。この時代の子供は簡単に早世してしまうんだなぁ… それでも徳川家への忠勤が第一。 こんな人になりたいという憧れというより、畏敬の念を抱かざるおえない。2021/03/21

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