NHKブックス<br> 育児の国際比較―子どもと社会と親たち

NHKブックス
育児の国際比較―子どもと社会と親たち

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140018088
  • NDC分類 599
  • Cコード C1336

内容説明

赤ちゃんを持った喜びと、育児への不安にゆれる親たち。少子化時代といわれ、出産と子育てへの関心が高まっている。新しく親になった人たちは、あふれる育児情報のなかで模索している。母乳がよいのか、人工栄養の利点は何か。離乳食はいつ始めればよいか。添い寝をしたりおんぶすることは、スキンシップの第一歩なのか。子どもを育てる親たちが出会うさまざまな疑問に、育児書はどう答えているのか。育児書が助言する子育ての方法は、何を目的としたものなのか。本書は、日・米・英・仏・中の育児書を比較分析し、子どもと親たちを取りまく“文化”の差異やその背景となる“社会”と“時代”をとらえ、個人的問題としてではなく、社会的行為としての子育てを考える。

目次

はじめに 子どもは「社会への窓」
序章 育児観の国際比較
第1章 人生のはじまり
第2章 子どもを取りまく社会
第3章 アメリカの育児書の社会的背景
第4章 フランスの育児書とその社会
第5章 現代中国の初期人間形成―子育ての実態と育児書の意図
終章 育児書の国際比較から見えるもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yutalovesbeans

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90年代の著だけど、根っこにあるメッセージは今のものとして読める。40年代アメリカで子育て観が大きく変化した話なんか面白いです。寡聞すぎて続編あるかどうか知らないのだけど、出したらいいのに。

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