出版社内容情報
自ら行なう調査で収集したデータだけでなく，既存の公開データを利用しての研究や教育の機が熟してきている．アメリカの総合社会調査（ＧＳＳ）などに倣った日本国内や世界各地のデータ・アーカイブを紹介し，研究や教育に有効な「2次分析」の活用法を提示する（東京大学社会科学研究所附属日本社会研究情報センター・編集協力）．
内容説明
本書は、社会調査によって収集された公開データを再分析し、既存の仮説や新しい仮説を検証したり、あるいは新しい分析手法を適用したりする２次分析（ｓｅｃｏｎｄａｒｙ ａｎａｌｙｓｉｓ）に必要な情報を提供するものである。
目次
１ 公開データによる研究・教育の方法（公開データによる社会分析の手引き；公開データ利用型の調査教育の勧め）
２ 公開データセットの紹介（データ・アーカイブとは何か；公開データの概要；主要な公開データ）
３ 公開データを利用した社会分析（社会的資源と地位達成―アメリカの総合社会調査による分析；政治的疎外意識と政治参加―「衆議院選挙に関する世論調査」による分析；旧東西ドイツにおける職業生活価値観の違い―ドイツの総合社会調査による分析 ほか）
４ 公開データの入手方法（公開データの入手方法；資料 関連機関のホームページアドレス）
