暴力―比較文明史的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130201391
  • NDC分類 322
  • Cコード C3020

出版社内容情報

揺らぐ近代主権国家とその国際システムの状況下,国家が吸収し得ない・しない暴力が噴出している.西洋・日本・中国・イスラーム・アフリカ,そして国際社会を対象として,その歴史的・現代的様相を描き出した本書は,現代世界に多くの示唆を与えるものである.

目次

序論 暴力の比較文明史をめざして
第1章 暴力とその規制―西洋文明
第2章 フェーデと近世国家―ヨーロッパ中近世転換期
第3章 「武士」と秩序―武家法
第4章 自力救済とその規制―喧嘩両成敗法
第5章 紛争と司法―現代中国
第6章 文明化と暴力―アラブ世界
第7章 略奪と責任―イスラーム法
第8章 紛争と権力―現代アメリカ
第9章 国際紛争と公権力―国連安全保障理事会

著者等紹介

山内進[ヤマウチススム]
1949年生まれ。一橋大学大学院法学研究科教授。西洋法制史専攻

加藤博[カトウヒロシ]
1948年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科教授。アラブ社会経済史専攻

新田一郎[ニッタイチロウ]
1960年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授。日本法制史・中世史専攻
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