内容説明
「異性が反応するニオイ」「トイレのさわやかな排水音」「『痛いの痛いの飛んでいけ!』の合理性」等、日常の疑問や実感をテーマに、五感研究の最前線を取材。茂木健一郎氏ら十数名に迫る。
目次
第1部 感覚器官のサイエンス(味覚 給食の味はなぜ懐かしいのか?―伏木亨教授(京都大学大学院)に訊く
嗅覚 ニオイでつながる恋人たち―高田明和名誉教授(浜松医科大学)に訊く
触覚 「痛いの痛いの飛んでいけ!」の正体―宮岡徹教授(静岡理工科大学)、井野秀一助教授(東京大学)に訊く
聴覚 掃除機から「快音」が聞こえる?―岩宮眞一郎教授(九州大学)、戸井武司教授(中央大学)に訊く
視覚 「脳」が見ていた―三上章允教授(京都大学)、廣瀬通孝教授(東京大学)に訊く)
第2部 五感・クオリア・脳(共感の回路を拓く―脳科学者・茂木健一郎氏との対話;結びつき、混ざり合う「五感」―臨床哲学者・鷲田清一氏との対話)
著者等紹介
山下柚実[ヤマシタユミ]
ノンフィクション作家。早稲田大学第一文学部卒業。1962年東京都生まれ。95年『ショーン 横たわるエイズ・アクティビスト』で第一回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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