出版社内容情報
優しい子に育ってほしいけれど、自分の意見を言えないようでは困る。自分の意志を持ってほしいけれど、わがままなのはだめ。子どもが育つとき、自己主張と自己抑制が共にできることが大切なのはわかっていても、そのバランスは難しい。両者を等しく重視するイギリスと、自己抑制を尊重しがちな日本を比較教育学を用いて比べながら、子どもたちはどうやってこれらを身につけていくのか、親はそのためにどうすべきかを探る。
内容説明
優しい子に育ってほしいけれど、自分の意見を言えないようでは困る。自分の意志を持ってほしいけれど、わがままなのはだめ。子どもが育つとき、自己主張と自己抑制が共にできることが大切なのはわかっていてもそのバランスは難しい。両者を等しく重視するイギリスと、自己抑制を尊重しがちな日本を比較教育学を用いて比べながら、子どもたちはどうやってこれらを身につけていくのか、親はそのためにどうすべきかを探る。
目次
第1章 自己主張と自己抑制
第2章 イギリスとアメリカと日本
第3章 幼児のしつけと教育の日英比較
第4章 日本とイギリスの子どもたち
第5章 日本人の対人関係と子どもの自己の発達
第6章 新しい幼児教育の方向性
著者等紹介
佐藤淑子[サトウヨシコ]
1955年(昭和30年)も富山県に生まれる。ハーバード大学教育大学院修士課程修了、ロンドン大学教育研究所博士課程修了、Ph.D.(教育学)。現在、鶴川女子短期大学助教授
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