内容説明
野球選手や芸能人の経歴、仕事内容はよく知っているのに、身近な仕事についてはよく知らない。大企業は知っていても、地元の会社のことは知らない。そういえば父親がどんなふうに働いているのかも知らない。それで自分が納得できる仕事選びなんて本当にできるのだろうか…。大工、看護師、公務員、教師、海女、テレビ局員等々、生き生きと働く十九人に聞いた、就職のきっかけ、仕事の苦労、そして喜び―。
目次
1 10代で仕事を決めた(漁船員―自然に継いだ「家業」の歓び;メイキャップ・アーティスト―徒弟制度は生きている;お菓子屋―甘いものが大好きで ほか)
2 大学で仕事を決めた(番組プロデューサー―子供の頃から「テレビオタク」;歌手―原点は「歌が大好き」;国家公務員―「面白そう」が動機だった ほか)
3 大人になって仕事を決めた(海女―看護師から大転身;映画配給会社社員―“ほんのはずみ”で声がかかり…;ウェブデザイナー―個人HPから始まった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花男
23
人の為に仕事がしたい。じゃあどんなことでサポートしたいのか、なぜそう思うのか。相手が人の為と思ってくれないときはどうするのか。 結局は自分に興味のあることを突き詰めていくことこそが、人をサポートすることにつながるのでは。2022/07/30
SAGA
3
さまざまな職種の人のインタビューが見れておもしろい。教訓となる言葉を見つけると染み渡ります。2011/09/26
黎
2
色んな職業の人のインタビュー。面白かった。特に、どんなきっかけ、どんな思いで始めた仕事なんだろうというのが気になっていたので興味深く読んだ。街ですれ違う人、一人一人にあなたは今どんな仕事をしていて、どんな生活をしていて、どんなことに興味があるんですか?と聞きたい思いに駆られたことを思い出した。めちゃくちゃ気になるんだよね。でも誰も他人事だと聞かない。どんなきっかけがあるのかわからんもんだ。2022/03/27
朔麻
1
世の中の仕事にはどんなものがあって、どういう経緯でその職に就いたのかと思って読了。なんて。本当は前の本を返却するときに本棚に入りきらなかったので、本棚から抜きだした本。大工さんの考え方が好きだ。こういう人に家を造ってもらいたい。家を建てる予定はないが。2015/12/01
わっしー
0
努力とかきっかけとかがあって天職につけるのなら、そういう積み重ねがない俺には厳しいな泣2015/08/12