感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mentyu
3
ルロワ=グーランといえば、シェーン・オペラトワールこと動作連鎖で有名な石器時代研究者と理解していた。『身ぶりと言葉』も動作連鎖の関係で紹介されることが多いので、石器時代研究の大著なのかと思っていたが、想像を遥かに超える内容だった。無脊椎動物と脊椎動物の分離にはじまり、AI台頭後における人類社会のあり方まで、身体論を基軸に一貫して叙述していくのだ。特に、AIの社会へのインパクトは1965年の著作と思えないほどに正確に予想し、さらには人類が身体を棄却する可能性もにおわせている。考古学の潜在能力に満ちた名著。2023/03/14
takuhi
1
70年代後半に読んだが、面白かったという印象以外に忘れてしまった。また読み返そうと思い、探したが不明。古本では2万もしてた2010/04/29
hachiro86
1
フランスの碩学による重量級人類・社会・言語論2009/10/04