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出版社内容情報
国宝『源氏物語絵巻』全19点を実物大で紹介し、その魅力に迫ります。
『源氏物語絵巻』は、もとは100図を超える長大なものだったといわれますが、現在残っているのは19図のみです。しかし、残された絵には、物語に記された主人公たちの細やかな感情、平安時代の高い絵画技術、作画方法から、王朝貴族たちの日々の生活や楽しみなど、驚くほどさまざまな情報が詰まっています。 本書は現存する19図すべてを実物大で紹介し、絵巻が放つ情報を豊富な図版とイラストによって、わかりやすく解説しています。また、随所に登場人物の解説と巻末にあらすじをつけてありますので、物語を読んでいない人でも楽しめます。知っているようで知らない『源氏物語絵巻』を見て、絵巻に触れる楽しみを味わってください。
佐野 みどり[サノ ミドリ]
著・文・その他
内容説明
王朝貴族のみやびな生活、人びとの愛と悲しみ、別れ、嫉妬を画面から読みとく。国宝の絵巻すべてを実物大で紹介。
目次
実物大図版(蓬生;関屋 ほか)
絵巻を味わう(悲しみの人々;秘められた関係 ほか)
特集(物語と書のかたち;美しい料紙 ほか)
基本を知る(絵巻の時間;吹抜屋台の手法 ほか)
絵巻は語る(建築と庭;調度としつらい ほか)