集英社新書
国連改革―「幻想」と「否定論」を超えて

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087202243
  • NDC分類 319.9
  • Cコード C0231

内容説明

イラク戦の戦前戦後を通じて、国連はその存在意義を根底から問われ続けた。紛争の世紀を二一世紀に持ち越さぬようにと期待された国連は、このまま立ち往生を余儀なくされるのか。国連広報官、IAEA(国際原子力機関)広報部長などを務めた著者は、国連への「幻想」を排し、その実態を直視しながら、国連とその関連機関のあるべき今日的な姿を浮き彫りにしていく。これからの日本が国連とどう関わるべきかを探る、格好の入門書。

目次

第1章 米国のフセイン政権打倒は国際法違反
第2章 「国連」と日本・日本人―「連合国」との不幸な出会い
第3章 「安保理」改革の現状と課題
第4章 「平和のための原子力」の半世紀―NPT体制とIAEAの役割
第5章 世銀・ユネスコ・WHO―「専門機関」は独立王国
第6章 ユニセフ・難民・人間開発―「付属機関・補助機関」の優等生たち
第7章 地球市民社会とグローバル・ガヴァナンス―二一世紀の世界機構
第8章 日本の国連外交と日本人職員の課題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴろし

0
蔵書印ぽち。2015/01/24

tiki

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日本の世論が国連崇拝と反国連の両極端に振れる中、今後の改善のために過去と現在の国連の等身大の姿を描き出した良書。親書でこのクオリティーはすごい。後半は、広く21世紀型のグローバルガバナンスや、日本人の国際舞台での欠点、なども論じられており、海外進出に興味がある人には興味深い内容になっている。2011/12/05

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