内容説明
明治・大正・昭和の3代に渡り一貫して政界の黒幕として活躍し、また小説家夢野久作の父としても知られた名代の壮士・其日庵杉山茂丸。本書はその杉山が、自らの政治活動のなかで出会った伊藤博文や星一といった著名な政治家や財界人を始め、無名の一般庶民にいたるまでの様々な人々との交遊を痛快に語ったユニークな近代人物伝である。歴史の表裏に蠢く個性豊かな人物達の言行の奇抜さ面白さを余すところなく吐露した世紀の稀書。
明治・大正・昭和の3代に渡り一貫して政界の黒幕として活躍し、また小説家夢野久作の父としても知られた名代の壮士・其日庵杉山茂丸。本書はその杉山が、自らの政治活動のなかで出会った伊藤博文や星一といった著名な政治家や財界人を始め、無名の一般庶民にいたるまでの様々な人々との交遊を痛快に語ったユニークな近代人物伝である。歴史の表裏に蠢く個性豊かな人物達の言行の奇抜さ面白さを余すところなく吐露した世紀の稀書。