出版社内容情報
新しく共著者を得て、ロングセラーがさらに充実
「経路積分入門」を加え、「場の量子化」への道すじを示す。読みやすさも一新し、概念理解のための適切な例題多数掲載。
第0章 蛇足
第1章 座標系、座標変換
第2章 場の量、場の量の変換性
第3章 場の解析力学
第4章 場の相互作用
第5章 これからどうするか(場の量子論入門)
高橋 康[タカハシ ヤスシ]
著・文・その他
柏 太郎[カシワ タロウ]
著・文・その他
内容説明
「経路積分入門」を加え、「場の量子化」への道すじを示す。読みやすさも一新し、概念理解のための適切な例題多数掲載。
目次
第1章 座標系、座標変換(直交座標、斜交座標;2次元空間における座標変換 ほか)
第2章 場の量、場の量の変換性(Scalar,vector,tensor;Spinor場 ほか)
第3章 場の解析力学(場の量についての微分および変分;Hamiltonの原理 ほか)
第4章 場の相互作用(Iso空間;4個のspinor場のあいだの相互作用 ほか)
第5章 これからどうするか(場の量子論入門)(経路積分法入門;場の量子化)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
S
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いくつか基本的な概念について、こういうことだったのか、、という事が書いてあって、参考になった。2022/07/16
とむ
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場の量子論を学ぶ前段階の本。ノートに計算しながら読み進めたが、後半は難解なところが多く、読み飛ばしたりもしている。座標変換の基本から、場の量(スカラー、ベクトル、テンソル、スピノル)の導入およびその変換性について。スカラーやベクトルはスピノルから作られる。4次元への拡張。質点の解析力学で座標だったものが場になり、場の運動量がその正準運動量となる。どこかで見たようなラグランジアン、ハミルトニアン、ポアソン括弧が出てくる。ネーターの定理、カレント、ラグランジアンで見る場の相互作用。2020/05/14