内容説明
ウィーン、ミラノにパリ、ニューヨーク。世界中のオペラ劇場を股にかけ、魅惑のアリアにブラボーする。四夜続けて、「ニーベルンクの指環」。スペクタクルなら「アイーダ」。作品、歴史から歌手、劇場まで、“いけない楽しみ”オペラの全て、こっそり、あなたに教えます。
目次
序曲―オペラは麻薬
歌劇場のよろこび
オペラの歴史
オペラ三昧世界旅行
現代のオペラ事情
オペラのLVD・ビデオ案内
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
36
音楽評論家堀内修氏によるオペラ入門。少し古い(1989)ので最近の歌手や指揮者については触れられていないかも知れない。軽妙な語り口で”軽口をたたく”という感じであるが、ちょっと”すべってる”という感じもなくはなし。いずれにせよ楽しく読み通すことができた。オペラ歌手のリサイタルは聞いたことがあるが、残念ながら本物のオペラを観たことはない。ウン万円を出して観ようとも思わない。でも、ミラノ・スカラ座でマリア・カラスを聴けたら・・感激だろうけど、これは手遅れ。CDで聴くしかない。YouTubeもあるし。2018/12/30
佐島楓
26
「はじめての」とあるけれど、専門用語や演目がある程度以上既知のものとして書かれているため、実際にはファン向けだと思う。2014/12/06
巨峰
21
まとまりのいいオペラ入門書。さくっと読んであとはオペラ劇場でたのしみましょう。ただ、本書が書かれたのは80年代末。オペラ劇場をまわりながら世界一周しようというのはバブリーだなあ2011/02/10
とす
3
オペラかぁ、と思いながら読んだがずいぶんおもしろい。オーケストラでオペラ由来の曲をよく聴いているからかな。一度は通しでオペラを“見たい”と思うし、どうせならスカラ座に行きたいと思う。何年後に叶うだろうか。2015/06/10
かぷかぷ
1
時々、フッと笑わせてくれて、サクッと読める。2012/11/11