内容説明
詩人が愛した湖水地方の自然美へ。貴族たちの壮麗な館へ。そして、産業と暮らしの調和をめざした工業村へ―。ひと味ちがう旅への誘い。
目次
第1章 自然という名の楽園―湖水地方に憑かれた人たち
第2章 貴族たちの楽園巡り―カントリー・ハウスの夏
第3章 ユートピアの村巡り―地主の風致村、工業村から田園都市へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
3
歴史、文学、映画と広範な知識をもつ著者がこれぞイギリスというテーマで旅行案内をしてくれる。文章は読みやすくわかりやすいし、旅好き、イギリス好きであることが熱く伝わってくるのが最高。それにしてもナショナル・トラストは凄いなあ。それを支持したイギリス人も凄い。2014/06/24
中島直人
3
イギリスの良いところを、ユートピアという切り口で、ゆったりと辿るというコンセプトの本。細かいことに拘泥せず、イギリスという国の持つ良さの一側面を気楽に味わえるというこで、楽しく読める本ではないか。2013/12/15
plaza
0
8月はじめ、Bookoffで186円で購入。英国人が求めた勤労者の理想郷の街について、何故そのような理想郷がつくられたか精神的な背景がよく書かれている。かなり納得。2018/09/06