出版社内容情報
世界を善と悪に二分し,自由や正義を盾に武力行使に走る現在のアメリカ.だが,その姿は,アメリカの歴史にとって例外的ではない.超大国の外交がなぜ隘路に陥ったのかを,建国以来の歴史の中で解きほぐす刺激的なアメリカ論.
内容説明
世界を善と悪に二分し、自由や民主主義を盾に武力行使に走る現在のアメリカ。だが、その姿は、アメリカの歴史にとって必ずしも例外的ではない。建国期から冷戦後にいたるまで繰り広げられてきた自画像をめぐる論争の歴史をたどりながら、超大国の外交がなぜ隘路に陥ったのかを解きほぐしていく刺激的なアメリカ外交論。
目次
序章 アメリカ外交への接近法
第1章 アメリカ外交の源泉
第2章 西半球の警察官
第3章 ウィルソンの夢とその後
第4章 「パクス・アメリカーナ」の虚像と実像
第5章 アメリカの挫折
第6章 「素晴らしい新世界?」
終章 岐路に立つアメリカ外交
著者等紹介
西崎文子[ニシザキフミコ]
1959年宮城県生まれ。イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D歴史学)。現在、成蹊大学法学部教授。専攻はアメリカ政治外交史
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