出版社内容情報
発火する経済.地方政府の暴走.都市に向かう民衆の奔流.現在の混乱は,改革・開放路線の必然なのか.一九七八年以来一六年間の「総設計師」〓小平.その「思想」の何が,どのような現実を中国にもたらしたのか.「〓以後」をめぐり,種々の憶測が飛びかう中,北京特派員・香港支局長の経験に基づき,中国の〈いま〉を報告し,明日をよむ.
内容説明
発火する経済。地方政府の暴走。都市に向かう民衆の奔流。現在の混乱は、改革・開放路線の必然なのか。一九七八年以来一六年間の「総設計師」〓小平。その「思想」の何が、どのような現実を中国にもたらしたのか。「〓以後」をめぐり、種々の憶測が飛びかうなか、北京特派員・香港支局長の経験に基づき、中国の〈いま〉を報告し、明日をよむ。
目次
第1章 〓小平の「社会主義」
第2章 後退する政治改革
第3章 「南巡講話」と開発区の暴走
第4章 〓小平路線と腐敗
第5章 農村における離心・流動