岩波新書<br> 沖縄戦後史

岩波新書
沖縄戦後史

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  • サイズ 新書判/ページ数 221,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004111221
  • NDC分類 219.9

出版社内容情報

沖縄の戦後史は,一九七二年五月の沖縄返還までつづく.激烈な沖縄戦の敗北,米軍の占領統治にはじまり,米軍基地建設とそれに対する住民の根づよい闘争をへて,ついに復帰への道が開かれるまでの長い歴史は,本土の戦後とは比較にならないほど大きな重みと複雑なひだをもつ.日本現代史のなかに正しく位置づけられた占領下の沖縄.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

19
沖縄の復帰までを政治を主体に書いています。やや著者の立場が鮮明すぎるかなと思う部分はありますが、現在まで解決されていない基地問題や経済格差の根底にあるもののイメージアップすることができました。2024/01/21

ふろんた

12
太平洋戦争後しばらくの間、沖縄が米軍支配下にあったことは知っていても、それがどういうことかはよく知らなかった。今なお続く基地問題などを紐解くうえで、知っておきたい内容である。2013/12/03

100名山

3
見事に何も知らなかった自分に唖然としました。 1976年に刊行された本なので言葉遣いに古さを感じました。2018/10/23

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
沖縄の第二次世界大戦後の歴史を、「本土」側から記述している。 そのため、事実を記述している点は役立つが、個々の事実の背景がよく見えない。 沖縄戦後史というよりは、沖縄戦後政治史という感じであろうか。 「本土」側からの視点であるため、政治の背景となる経済、文化、生活が見えにくい。 過去の沖縄の歴史との関係が、もう少し記述していると、わかりやすくなったかもしれない。2008/02/09

kentado

1
久々の再読。改めて読んでみると、反復帰論や奄美などにも目配せしてあって、つくづくよくまとまった本です。「戦後史」だけあって、戦前との関係、継続性への関心の薄さは気になる。果たして「復帰」とは何であったのか。これは未完の問いなんだろう。2010/11/28

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