出版社内容情報
奈良に住み,奈良・大和路の写真によって,日本の風景写真に定型を確立した入江泰吉(1905-92).仏像やお水取りの写真の代表作を含めて,1950年代のモノクローム作品を中心に紹介する.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
入江泰吉の奈良は、奈良というより万葉だ。わたしが若い頃には、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍をされていた。これはモノクロばかりの写真集だが、入江さんのカラー写真の美しさもすごい。魔術師のような色使いをされる写真家だ。2018/11/14
ARIA
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大和の定点観測者の異名通りの彼の大和の国に対する想いが感じられる写真。あくまでも彼は古きよき大和を写した・・・・最近は開発でめっきり彼の愛した風景は少なくなってしまったが・・・2014/02/09
てんきゅ
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美しい大和路の写真2013/12/19