出版社内容情報
わが国のギリシア・ローマ史研究を国際的水準に引上げた学界の第一人者が，五十余年にわたる研究業績のなかから自ら編んだ論集．入手困難だった名篇および注目の新稿をふくめた，古典古代研究の一大金字塔．
目次
第１部 ギリシア・ローマの社会と経済（西洋の起源；ｐｏｌｉｓを繞る問題；マルクスの遺稿における「古典古代」；奴隷制度の古典的形態；奴隷制社会；「エリュトラ海案内記」に見えたる紀元一世紀の南海貿易；「エリュトラ海案内記」後日譚；ポリスを繞る問題―Ｈａｓｅｂｒｏｅｋ以後の半世紀）
第２部 羅馬大土地所有制（イタリアにおける大土地所有；属州における大土地所有）
