出版社内容情報
環境破壊の進行は，「国家主権」「安全保障」といった既成概念の変更を迫っている．地球環境の保全と持続可能な開発を実現するための，国際的協調と管理のルールを提唱し，日本の果すべき役割を訴える．
内容説明
環境破壊の進行は、「国家主権」「安全保障」といった既成概念の変更を迫っている。９２年の「環境と開発国連会議」の開催を見すえ地球環境の保全と環境的に接続可能な開発を実現するための、国際的協調と管理のルールを提唱し、日本の果すべき役割を訴える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
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2017年18冊め。健全な環境がなければ生活の質は維持できない。物の不足は解決できるが、大気や地下水、熱帯林や生物多様性等の資源は保全対策がなされなければ破壊される一方である。物質面で不足することがない昨今は、精神的満足感を得る方向へ人々の関心がシフトしつつある。それらが今後どれだけの期間維持できるか。2017/01/09
