明治一法学者の出発―穂積陳重をめぐって

明治一法学者の出発―穂積陳重をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 404,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000022507
  • NDC分類 289

出版社内容情報

法学界の大御所と言われた穂積陳重の独自の学風はいかに生れ育ったか.宇和島藩貢進生として大学南校に学び,ヨーロッパ留学をへて東大法学部教授として「出発」するまでの過程を多数の未発表資料を中心に解明する.

内容説明

法学界の大御所といわれた穂積陳重。その独自の学風はいかに生れ育ったか。本書は、彼が宇和島藩貢進生として大学南校に学び、ヨーロッパ留学をへて東京大学法学部教授として“出発”するまでの過程を多数の未発表資料を中心に解明したものである。明治という時代をになった人びとの青春群像を通して、混沌たる一時代を照射するユニークな書。

目次

第1章 宇和島明倫館
第2章 家庭
第3章 大学南校・開成学校
第4章 留学へ
第5章 「英行記事」より
第6章 ロンドンにて
第7章 ロンドンにて(続)
第8章 「転国ノ願書」より
第9章 ベルリン大学
第10章 一法学者の出発
結び

感想・レビュー

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Hisashi Tokunaga

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幕末ー明治維新を経由する「新人類」入江(穂積)陳重の若き半生。日本法曹の重鎮の若き生きざまを活写し得たのは、孫という血筋の執念か?法律論にはほとんど触れないのが、またそれで、法律論の礎となっている。昭和41年の神戸法学雑誌の松尾教授の論文にも示唆されたこと、穂積陳重の授業を受けた平沼騏一郎への関心が本書を読む動機となった。池上図書館2012/10/22

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